淀川のほとりで暮らして思う事

大阪学院大学国際学部 三輪信哉 ☆1☆  私事で恐縮である。私は生まれてからこの方、琉球大学にいた20代から30代の10年を除き、淀川左岸沿いの大阪市の赤川という町に住んでいる。  祖父が大正時代に岐阜の山奥から出てきてこの地に工場を構えて100年が過ぎようとしている。振り返って見れば、私の人生の日常の大半は淀川とともにある、といってもよいかもしれない。  祖父がこの地に居を定めたのは、…

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国際コモンズ学会に参加して

原田禎夫(大阪商業大学公共学部) 今年7月1日から5日にかけて、ペルーの首都、リマのペルー・カトリカ大学(PUCP: Pontificia Universidad Católica del Perú)を会場に、第17回国際コモンズ学会が開催された。大変遅くなったが、この大会に参加したレポートをお届けしたいと思う。 国際コモンズ学会(The International Associat…

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水資源需給の厳しいシンガポールで感じた「システム」

水資源・環境学会 理事 渡邉紹裕(熊本大学特任教授・京都大学名誉教授)  シンガポールでは、平均年降水量は2,500mm程度もあって日本よりかなり多いが、人口1人当たりの水資源量にすると、リビアやヨルダンなどといった乾燥地域の国並みで、適当な貯水池もなく、水資源の需給バランスは厳しい。現在でも水供給の約2割を隣国マレーシアからの「購入」に依存し、また下水の処理水に約4割を依存する厳しい事情はよ…

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