河童と友達になりたい

伊藤達也(法政大学) 1.はじめに 最近、河童と友達になりつつある。もちろん、そう思っているのは私だけで、河童から「友達だよ」と言われたことはない。そもそも、会ったこともない。でも、日本全国いろいろなところに河童は棲んでいるし、多くの人たちが既に河童と友達になっている。だから、もう少しがんばれば私も河童と友達になれるのではないかと強く期待している。 卒業論文で水資源問題を扱って以来、かれこれ40…

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日本とロシアの二つの水都から水環境価値を考える

若井 郁次郎(モスクワ州国立大学 地理・生態学部 講師) 立地と歴史が類似した二つの水都  日本の大阪市(以下、大阪という。)と、ロシアのサンクトペテルブルク市(以下、サンクトペテルブルクという。)とを選んだのは、そっくりの自然地形での立地にあることに注目しています。まず、二つの水都が似ている自然地形のあらましから紹介します。  大阪は、日本最大の湖・琵琶湖を源流とする淀川の75㎞下流の河…

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お水汲んできて~! そして、道すがらいろいろと思う

地域社会研究所 大橋 浩  夜11時、「お水汲んできて~!」と女房殿が叫ぶ。明日は初釜、我が家の氏神様の「不二の水」がどうしても欲しいと言います。藤森神社まで電車では行こうと思っても、帰りは電車がない時間になってしまいます。少々アルコールが入っているので車でと言うわけにもいかず、仕方なく自転車の籠にポリタンを入れて、押して歩いていく。往復徒歩で2時間弱です。年明けの真冬の寒さは身にしみます。「…

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