荒川放水路の物語

拓殖大学政経学部教授奥田進一  小生ゼミナールでは、毎年春に、荒川右岸河川敷を下流に向かって約30キロ歩く「河川ウォーク」が恒例行事となっている。しかし、今年度は、コロナウィルス禍の影響で見送られ続けた。そして、2020年10月24日に、ゼミ生13名と小生を加えた総勢14名で、自粛生活により弱った体力も考慮して、千住新橋から葛西臨海公園までの約20キロに短縮してようやくの挙行と相成った。 午前…

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用水路探訪・水辺の365日

足立考之((株)プラス設計開発) 我が国の農業用水路は地球10周分。大地に毛細血管のように張り巡らされた水路網の総延長は40万kmにおよぶ。その長さは人間の毛細血管(10万kmといわれる)のそれをはるかにしのいでいる。春夏秋冬、全国津々浦々にさまざまな恵みをもたらしてきた、このような歴史的意義のある用水路の現状はどうなっているのか、用水路探訪に興味をもったのはこの10年ほどの話である。  出典…

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令和2年7月水害における人吉市の被災状況

 はじめまして。熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター減災部門(以下、熊本大学減災部門)の藤見俊夫と申します。経済学や行動科学をベースに防災・減災研究を行っています。私は水資源・環境学会の会員ではありませんが、「令和2年7月豪雨」により熊本県人吉市で発生した河川氾濫被害について現地視察を行いましたので、被災地の状況をこのブログで紹介する機会をいただきました。 令和2年7月4日未明からの豪雨…

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